昨年107歳で逝去した水墨抽象画の篠田桃江の展覧会「夢の浮橋」が開催されています。「書」と「絵画」の狭間にいる「墨の芸術家」と言われている篠田桃江の90歳代の作品も多く展示されていて、そのエネルギー、鋭い感性に圧倒されます。(6月18日~8月28日まで)
大正時代の洋館で、登録有形文化財に指定されています
2003年に竣工した西久保ビルの一階の受付ホールから、ガラスの螺旋階段で繋がる地下一階に美術館の展示空間があります。『非日常の空間で作品に出会う』美術館の創設者、菊池智(1923~2016)の美意識が強く反映されています。一階には、緑豊かな庭園を臨む「サロン茶楓」があります。ビルの谷間にあるオシャレな美術館で、ゆっくりできる隠れ家のようなカフェです。
美術館へは、銀座から日比谷線神谷町下車、徒歩6分です。虎ノ門は再開発が進み「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」で、美術館、ホテルオークラまでの坂道は、とても緑豊かな並木道です。