新年おめでとうございます。
ソレイユの会は、昨年1月末に公認団体への申請趣意書を提出、それまでの銀座オフィス同窓会本部所属を離れて、4月より、公認団体として活動してきました。振り返ると、当時の同窓会本部運営委員会において、ソレイユの会にとっては、突然の決定事項で公認団体への移行を告げられ、そのような組織になるという考えもなかったので、当初は戸惑いましたが、今は、このような道を作っていただいたことに、大変感謝しております。また、4月からの新体制の同窓会本部の皆さま、丸の内・梅田キャンパスの学院の皆さまのソレイユの会へのご理解と応援をいただいて、現在は、楽しくボランティア活動ができる喜びを感じています。
25年度版の同窓会ガイドブックには129番目の同窓会公認団体・KGソレイユの会として記載されました。亀岡剛同窓会会長のご挨拶には、同窓会の目的は、①Mastery for Serviceの実践 ②会員の相互の研鑽と親睦 ③母校の発展への寄与 とあります。
②の「研鑽」に関してソレイユは、8年前の創設の趣意書から「研鑽」を「知のキャリアアップ」として目標に掲げて、「働く世代のKG女性を応援する会」の講演会・イベントを企画しました。その内容は、5年間の「銀座オフィスでの活動実績」で、このHPでご覧いただけます。昨年7月には、公認団体として初めてのセミナーで「研鑽と親睦」の様子もアップしています。セミナー開催と参加者が繋がる信頼あるコミュニティー作りは、公認団体となって活動しやすくなりました。
③の「母校の発展への寄与」は、設立当初から、ソレイユの会の規約にも掲げて、社会人メンターとしての同窓生の役割を考えていました。これまで4回開催した大学生とOGOB交流座談会での学生の感想をブログにアップしていますのでご覧いただければ幸いです。今年は、参加した学生の中に、4月から社会人となる方々もいて「同窓生として次は、自身が後輩のための社会人メンターとなりたい」という声を内定のご報告とともに多数いただき、理想としていたサイクルが実現できていると感じています。今後もソレイユの会と丸の内キャンパスとの共催で、毎年9月にANA OGOB交流座談会を開催していきます。同窓生の皆さまには、キャリアのあるOGOBとの交流を望む学生が多くいることを知っていただき、いろいろな業種に広がることを望んでいます。
①の「Mastery for Serviceの実践」のスクールモットー「Mastery for Service」に、私は、HPの中でほとんど触れたことがありませんでした。なぜなら、「奉仕の練達」と訳されるその言葉にふさわしい活動とは何か?自身で理解できない言葉を掲げて進めませんでした。そのため、2022年度は「関学のアイデンティティーを考える」をテーマでいくつかの講演会を企画し、素晴らしい方々に登壇いただきましたが、銀座オフィスでの講演会の参加者は少なく、奉仕の練達を実感するにはいたりませんでした。そこで、2023年度からスタートした学院(大学生)と同窓会(同窓生)を結ぶ社会人メンターとしての活動で、きらきらした目の学生と真摯な態度で接していただけたOBOGの皆さんと接し、平日にもかかわらず、同窓の学生のためにと参加いただいたANA現役社員の姿に、私は、「Mastery for Service」の精神を感じました。学生の心にも、届いたようで、アンケートの感想でご覧いただけます。
昨年12月の東京でのクリスマス会で、亀岡会長が、150名ほどの参加者の皆さまの前で「Mastery for Serviceの実践をしている活動」と名前を挙げてお話くださいました。突然のご紹介で、驚きとともにご理解いただけていることに胸がいっぱいになりました。公認団体になるまでは、これ以上ソレイユの会を続けられないと思うことが何度もありましたが、今やっと、同窓会の応援をいただき、「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」(新約聖書・ローマの信徒への手紙5章1~5節)を強く実感いたしました。これで、次の世代に交代できる土台ができて、今後は「働く世代の関西学院出身女性を応援する会」の組織として、同窓会のご理解を得て発展することを願っています。
会員の対象は、働く世代のKG女性の(メンバー)と社会人メンターとなっていただける女性同窓生・女性活躍推進を理解し応援いただける男性同窓生の(サポーター)です。
今後とも、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
公認団体・KGソレイユの会
会長 工藤玲子
🌻2025年度、ソレイユの会は、「Mastery for Serviceの実践を粛々と進めていきます!」
「奉仕のための練達」は隣人・社会・世界に使えるため自らを鍛えるという関学人のあり方とのこと。大変大きなテーマですが、ソレイユの会は、会の趣旨を理解してくださる会員とともに、粛々と進んでいきます。これまでと同様に、着実に・黙々と・一歩一歩、人と人のつながりを大切に慎重に、気負わず小さなスッテプで進んでいきます。
①梅田キャンパスで、1月31日は、航空業界への内定者の座談会を行います。
②2月1日には、ソレイユの会に関心を持っていただける働く世代のKG女性にお集まりいただき、「Mastery for Serviceの実践」で来年度からの活動について皆さんと考えていきます。