津田清楓は、大正時代には、夏目漱石の本の装幀を手がけました。その図案の豊かな風合いが素晴らしく、デザインは、とてもモダンです。工芸品の下絵として捉えられがちだった「図案」が、「自己の表現」、「芸術」を志向するようになった時代に生み出された「新しい図案」として、かわいいもの、綺麗なもの、素朴で繊細で温かい工芸品になり、心を打つ作品がいっぱいです。
![](https://kgsoleil.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/1238204F-EE93-403F-A9AC-9E9D3CABCE57-866x1024.jpg)
![](https://kgsoleil.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/BE69C11C-EF23-4EB7-9A53-09B759410DF2-864x1024.jpg)
松濤美術館は、白井晟一の設計で、内部の階段がとても素敵でした。
![](https://kgsoleil.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/002DFCF6-8488-4B4D-970D-8B3D607E9136-862x1024.jpg)
![](https://kgsoleil.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/EF32AE30-00E1-435C-9A50-9BFC0D31ED9F-862x1024.jpg)
明治30年代に京都で多くの図案集を出版し、大正時代には、夏目漱石、鈴木三重吉らの本の装幀も手がけた津田清楓(1880~1978)を軸に、図案集と図案に関する作品が紹介されています。
![](https://kgsoleil.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/0CA79F91-FCB0-4CE5-A761-8D415A414B43-862x1024.jpg)
![](https://kgsoleil.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/DA665063-2446-4793-A07D-727CE7889677-866x1024.jpg)
8月22日(日曜日)まで開催しています。